2017年度ラフィアン・ウイン第1次募集馬の血統傾向

5/8にビッグレッドファーム(以下BRF)系一口馬主クラブのラフィアンおよびウインの第1次募集馬が公開されました。

そして5/12にはラフィアンの募集価格と入厩トレセンが東西どちらかが公開されました。

あとは歩く姿のムービー、入厩先の調教師も見て総合的に出資馬を絞りたいですね。

まずは今ある情報から、ラフィアン62頭(早期募集含む)+ウイン28頭募集馬全90頭の血統の傾向を分析してみようと思います。

種牡馬
170516BRF1次募集種牡馬傾向
170516ラフィアン&ウイン1次募集種牡馬傾向

さすが、非SS(サンデーサイレンス)系の方が主流。
さらに種牡馬単独ではBRFがイチ押ししているアイルハヴアナザーが約2割の19頭とダントツトップでした。
次にSS孫としてカウントしたスクリーンヒーローが7頭で続きます。

リーディングサイアーランキングを全然反映していないこの傾向、これぞマイネルですね…。
好きです。

社台F・ノーザンFはリーディングサイアーディープインパクトなどSS系種牡馬を生かすために海外からGI級の名牝を多数仕入れています。
非SS系種牡馬も大王キングカメハメハを筆頭にその子のルーラーシップロードカナロアノーザンダンサー系のハービンジャーなど豊富ですが、やはり主流はSS系なのだと思います。
SS系種牡馬をつけられない良質なSS系牝馬がどんどん溢れていくのでは…。

BRFはこぼれたSS系牝馬の資源を生かし、アイルハヴアナザー産駒で勝負しよう、と言う印象です。
余剰資源を活かそうという戦略、間違っていないでしょう。

また、非SS系では日高のレックススタッドにダンカークという種牡馬が輸入されました。
これまでの輸入外国産馬の勝ち上がり率は上々。
ラフィアン・ウインの募集馬にも2頭入っていますが、これも要チェックですね。

母の父
170516BRF1次募集母父馬傾向
170516ラフィアン&ウイン1次募集母父馬傾向

母の父も非SS系。
単独で見るとBRF種牡馬の先輩、ロージズインメイが8頭でトップでした。
これまたさすが…。

アイルハヴアナザーの産駒が多いから母父はSS系の方が多いかと思いきや、まだ母父非SS系の方が多いんですね。
BRFはロージズインメイアグネスデジタルマイネルラヴなど非SS系を開拓してきたのでこの系統の資源も豊富なようです。

ロージズインメイ牝馬の相手はスクリーンヒーロー2頭、アイルハヴアナザー2頭、以下オルフェーヴルヴィクトワールピサトーセンジョーダンが1頭ずつでした。
主にSS孫と見ていいでしょうか。
父SS孫+母の父ロージズインメイの配合はHalo4×5の緩やかなインブリードで、相性は良いと思います。
この配合がニックスになるとBRFの成績は飛躍しそうですね。

父×母父配合パターン
170516BRF1次募集配合パターン傾向
170516ラフィアン&ウイン1次募集配合パターン傾向

配合パターンで見た場合、父SS孫×母父非SS系配合が32頭で最多でした。

社台・ノーザンでの主流が父SS子×母父非SS系ですから、その縮小版という感じですね。
スクリーンヒーローを筆頭に社台からこぼれたSS孫の産駒で一発を、というのがBRFおよび日高の狙いでしょう。

今後、日高が産みBRFが自前で抱えるゴールドシップがその本命になるでしょうか。
SS孫産駒たちがSS子産駒にどう挑むのか、走りをよく見ておきたいと思います。

こんな感じで募集馬の血統と価格を眺めながら出資馬の検討を進めていますが、まだ絞り込めていません。
今6頭ほど気になる馬がいますが、もう少し絞り込みたいです。

僕はしばらくビッグレッドファーム系のラフィアン&ウインのみで出資する方針です。
会費の出費は抑えたいのでね。
ラフィアン&ウインは片方に会費を払えば片方の会費が免除される提携関係になっています。

マイレージ還元を最大限受けるべく7月末までに決めて勝負をかける予定です。
これから検討がんばりましょう(^^

「2017年度ラフィアン・ウイン第1次募集馬の血統傾向」への2件のフィードバック

  1. こんにちは。

    小牧場は応援したいです。
    血統の優れない馬を大量に買ってあげるシゲルさんは偉いと思いますよ…。

    代替種牡馬で一発狙いはいいですね。
    リヤンドファミユやオンファイア、いいんじゃないでしょうか。

  2. 大林ファームを応援する身としては・・・・

    小さい牧場の血統が芳しくない牝馬にオンファイアをつけ続けて欲しいものです。

    SS系は増えすぎて、種付けに苦労するようになってきましたね。

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