2017年日本ダービーはレイデオロの勝利により幕を閉じました。

翌週には早くも次の世代、2015年生まれの馬たちの新馬戦が始まります。

僕は昨年初めて一口馬主の会員になり出資をしました。
僕の初めての愛馬たちが競走馬としてデビューしようとしています。

僕の愛馬たち、名付けてカエルレーシング！
デビュー間近の各馬の近況を確認します。

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15年産ドラフト1位(←出資金額の多い順)
マイネルブランデー　牡　2歳　西園正都厩舎
父マツリダゴッホ×母マイネランデブー(母の父)アグネスデジタル

牧場での評判は上々。
5月5日に一番早いグループで栗東TCに入厩。
5月18日にはゲート試験合格と全てがトントン拍子。
6月第1週阪神競馬場でのデビューが視野に入っています。

交流の全日本2歳優駿を制したディアドムスの半弟ですが、血統書通りの仕上がり早。
ここまで極めて順調、頼もしい限りです。

ただし呼吸時に異音がする喉鳴りの症状は相変わらず。
今の所は音が鳴るだけで苦しがらずに走っているようですが、症状を悪化させないように慎重に調教が進められていることでしょう。

壊さないように、しかししっかり鍛えるサジ加減が馬の育成の難しさ。
レースでどこまで力を発揮できるのか、芝向きなのかダート向きなのかも分かりません。
デビュー戦、掲示板に乗って今後につながる走りを期待したいものです。

15年産ドラフト2位
ボンナキュイ(外)　メス　2歳　高木登厩舎
父Intikhab×母Warm Welcome(母の父)Motivator

ケガはありませんが、十分に休養を挟みながら牧場での育成が進められています。
他の馬よりゆっくり育成しているように見受けられますね。
繁殖牝馬としての期待もあるので無理をさせないのでしょうか。
10月の東京開催あたりでデビューではないかと思われます。

日本では少ない、エリザベス女王杯連覇のスノーフェアリーと同じIntikhab産駒。
血統の底力でねじ伏せることはできるのか・・・？

15年産ドラフト3位
マイネルニュース　牡　2歳　伊藤大士厩舎
父アドマイヤマックス×母スクリーマー(母の父)エンドスウィープ

順調に牧場での調教メニューをこなし、5月中旬に美浦に入厩しました。
入厩時の輸送で熱発になり一時体調を崩しましたが、立て直してゲート試験へ向けて準備が進められています。

マイナー血統で仕上がり早というラフィアンらしい馬になりました。
仕上がりの早さを生かして2歳戦を丈夫にたくさん走ってもらいたいです。

15年産ドラフト4位
サクラメント　メス　2歳　清水英克厩舎
父アイルハヴアナザー×母スペシャルウーマン(母の父)スペシャルウィーク

冒頭の写真はサクラメント(2017年5月25日撮影)です。
ソエによる休養で少し遅れをとりましたが、徐々に入厩へ向けて整ってきている模様。
8月頃にデビューできるかも、と見ています。

ラフィアンサイトでゲート練習のムービーが公開されていましたが、のそっと出た後タタターッと、二の足のダッシュが速かったです。
そして冒頭の写真ですが、いかにもスプリンターというガチガチムキムキの体をしています。
母系にスプリンターが多い血統で、血統通りにスピードを受け継いでいるといいなと思います。
ちょっと期待が持ててきました。

15年産ドラフト5位
マイネルドゥーナ　牡　2歳　高橋義博厩舎
父タイムパラドックス×母マイネフェリックス(母の父)アグネスデジタル

脚部不安による休養で遅れ、外傷を負って調教を弱めたりと順調さを欠いています。
晩成型のタイムパラドックス産駒ということもあり、デビューまで時間がかかるかもしれません。

1歳上のタイムパラドックス産駒マイネルツァイトもデビューは遅かったですが、2月の新馬戦でいきなり勝利しました。
この先の急成長に少しばかり期待したいです。

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出資馬を決めてから、ラフィアン所属馬の育成状況をずっと追って見てきました。
でもいざ新馬戦になり、同じレースに出そうな他の牧場の馬や、他の馬の騎手に「武豊」「ルメール」などの名前が載っているのを見ると、「ああ、こんな厳しい世界でやっていかなきゃならんのか」と打ちひしがれる思いです。

同じラフィアンの中ではブランデーくんも優秀な方なのですが、違う牧場の相手と混ざって力を発揮してくれるかは分かりません。

どの馬もいつも元気に走ってもらい、たまには勝ってくれたらいいな、と思っています。

※冒頭の写真はラフィアンサイトより、サクラメント(2017年5月25日撮影)です。