メキシコ旅行3 死ぬかと思った

メキシコ旅行中、「マジで死ぬんじゃないか」と思ったことが一度ありました。
パレンケと言う町からメリダと言う町へ、夜行バスで移動中のことです。

消灯しているバスの車内で寝ていると、夜中の3時ごろ電気がつけられ、
運転手がなにやらスペイン語でアナウンスしました。
すると乗客が全員外へ出て行きます。

「休憩かな」と思って、僕もバスを出ました。

バスを出るとそこは駐車場。周りは真っ暗。
バスの前には、迷彩服を来た人が5,6人立っていました。
手には機関銃を持っています。

「検問か」と初めて状況が読み込めました。

乗客は男女分けられ、男は30人くらい機関銃を持った兵士の前に一列に並ばされました。
そして一人の兵士がなにやら探知機を持って一人一人をチェックしていきました。

もし何か怪しい動きをすればあの機関銃でハチの巣にされる…。
僕は何も怪しいものは持っていないけど、「鳴らないでくれー!」と必死で祈っていました。
顔は強ばってただただ直立不動です。

トランクのバッグも全て外に出されて探知機にかけられました。
そこでも「俺のバッグで鳴らないでくれー!」ととにかく必死で祈っていました。

幸い、何事もなく検問は終了。
僕はやっとの思いで肩をなでおろしましたが、
メキシコ乗客の中には終わってから笑って話している人もいました。

慣れない人には怖いですよ…。
バスが再出発した後は爆睡でした。

1等高速バス
1等高速バス

メキシコではよく生の機関銃を見ることがありました。
デパートの入り口でも、警備員が機関銃を持って監視していることがあるんです。
ピストルではなく、肩からかけて両手で持つ機関銃だからかなり怖い。

日本人から見るとみんな外国人なので、警備員だから安心という感じでもなく、
この人が一歩間違えれば、あの機関銃で瞬殺されるぞ…なんていつも恐怖でしたよ。

まあ、他に実際に危ない目にあったことは無く、
帰りが遅くなって夜11時にメキシコシティの地下鉄に乗ったし、
ちゃんと危険な場所を避ければ治安の悪い印象はありませんでした。

メキシコの人たちに感謝です。

バスで後ろをのぞいてきた男の子
バスで後ろをのぞいてきた男の子