(レース直後)
今日の夕食はほっともっとの弁当だった
勝った日の寿司からの落差・・・
自信満々だった有馬記念で
今月の子ども2人の児童手当分¥30000も負けて
家族に申し訳ない・・・
悔しい、悲しい、情けない、恥ずかしい、
叱られたい、謝りたい
SMクラブで苛められたい人の心理を初めて理解してしまった
妻は呆れて「あまり競馬に使い過ぎると別れるよ」などと言うけど、
違うんだ
突き放すんじゃなくて叱ってほしいんだよ
大好きな妻に「この馬鹿!ろくでなし!」って罵られたいんだ
あの布団叩きで何度も何度もビシビシ尻を叩かれたいんだ
そして足で顔を踏んづけられて足の裏を舐めさせられて
熱湯をかけられたいんだ(60℃くらいで)
ああ、もう、ダメだ
おれはダメでバカで、変態まで加わった三冠王だよ・・・
★
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(1日後)
冷静に振り返れるまでに時間を要した
今、落ち着いて有馬記念を振り返る
★
僕はアドマイヤラクティ本命で今年最大の勝負をかけた
結果はご覧のとおり
僕の予想通りだった
オルフェーヴル陣営は本気で勝ちに来ない
8分の状態で調整し
レースでも後方待機で一番外を回すだけだろう
それでもオルフェーヴルは
僕が負かすつもりだったこの馬は
直線入り口から先頭でただただ差を広げるばかり
ムチを使わないオマケつきだった
もはやレース自体がウイニングランだった
オルフェーヴルに沸くスタンドの映像の前で
僕は崩れ落ちた
僕はなんて愚か者なのだ
レースが終わった直後は精神的に徹底的に打ちのめされ
その反動でMに開眼しS嬢にお仕置きされたいと思うほどだった
★
でも、今振り返ってみて
オルフェーヴルと戦ったことは確かに愚だけれど
有馬記念で大勝負をかけたことは悪くなかったと思う
仮に翌日の阪神Cに大勝負を持ち越していても負けていた
次の大勝負の機会はレッドリヴェールの桜花賞まで先になる
来年の春までに現有のプラス分をダラダラ消化してしまう可能性が高く
今年勝負をするならやはり有馬記念だった
また、複勝を買っていたら11着という結果が馬鹿みたいだったけど
複勝で勝負しなかったことはよかった
2着だろうが11着だろうが関係無い
単勝馬券はオルフェーヴルの圧倒的な強さの前に完全に否定された
そしてその強さを身体に刻み込むことができた
これでよかったのだ
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★
オルフェーヴルの最後のレースを僕は目に焼き付けた
戦いを挑み完膚なきまでに叩きのめされることで
その強さは身体に刻み込まれた
この感覚を忘れることは無いだろう
さらばオルフェーヴル
君は強かった
君のことは忘れない
僕も君の強さの語り部になる
来年は必ず競馬で勝つ
記憶に残る有馬記念となった