競馬回顧:2016年ジャパンカップ

★「人気とオッズ」をおさらいするKaelu Harukiのレース回顧★勝ったのは単勝3.8倍1番人気のキタサンブラックでした。

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絶好のスタートから逃げ、向こう正面では2馬身ほど差をつけていたのでそんなにスローではないかと思いましたが、これがタイムで見ると1000m通過61.7秒。
まんまとスローペースでした。

しかしあまりスローすぎるとキレ負けしてしまう逃げ馬も多いでしょう。
ただの逃げ馬なら最初に飛ばしてアドバンテージで粘り込もうとしますが、キタサンブラックは「タメ逃げ」が出来る馬でした。

末脚も優れていました。温存した脚を直線で爆発。
長い府中の直線を伸び切り34.7の末脚で後続を完封しました。
テン良し中良し終い良しの見事な競馬でした。

1番人気の逃げ切りというのは難易度が高いです。
展開が恵まれたと言って片づけることはできないでしょう。

当然ながらスタミナ豊富なので少々ハイペースでも脚は残せたはず。
ダイワスカーレットのような安定感で、これは逆らうのが難しいかもしれませんね。

2着は単勝12.2倍5番人気のサウンズオブアース

万年2着馬がここでも来ました。
GI2着は菊花賞有馬記念に続いて3度目。
重賞では13回走って1着無し2着7回。

ジャパンカップ2着の賞金は1億2000万円で、
GII京都大賞典1着の賞金6700万円の倍近いもの。
重賞勝ちこそ無くとも稼ぎに稼ぎまくっています。

GIでも2着、GIIでも2着というタイプ。
かつてのステイゴールドや、本格化前のダイワメジャーなどもそう。
GIIで人気の時は買わず、GIIを負けた後のGIでこそ買うべきでした。
有馬記念でも狙っていいと思っています。

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一方、人気を裏切る形となったのは、
リアルスティール単勝4.2倍2番人気5着
ディーマジェスティ単勝7.5倍4番人気13着

リアルスティールは距離が長かったかもしれませんがこういう馬だと思います。
強いのかと思ってると案外普通に負けてしまう。
そこまで強くないけどイメージが先行してしまう馬です。
たとえ勝ってもそんなに配当つかないので僕はおすすめしません。

ディーマジェスティは終始後方まま。
菊花賞が案外だったので調子が悪いのかもと見ていました。
来年以降の復調に期待したいですが、もしかしたら今年の3歳馬のレベルは高くない可能性も…?

ゴールドアクターは単勝4.5倍3番人気で4着。
残り300mでキタサンブラックに並びかけましたが離されてしまいました。
それでも最後までしっかり伸びているので合格点ではないでしょうか。
今年のGI成績は奮いませんが、それほど多くレースを使っているわけではないので、まだピークを過ぎたと片付けない方がいいと思います。

単勝13.9倍6番人気シュヴァルグランは自分の競馬に徹して馬場のいい大外を回っての3着でした。
成長力のあるハーツクライ産駒で着実に力を着けていると思います。
次も要注意だと見ています。

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僕の本命はビッシュ。単勝11番人気で16着。
結局本命を絞れず勝負避け気味の馬券でした。
それにしても7~8着くらいまでは来ると思ったのでちょっとショック。
まだ馬が若すぎるようです。

来週は中京でダートGIチャンピオンズカップ
基本的に世代交代に期待して考えています。

来週もがんばりましょう(^^

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