初めての出資馬であるマイネルブランデーは2月の地方交流レースで最下位に終わり、中央競馬登録を抹消、売却されてファンド解散となりました。
でもまだ引退ではなくて、ブランデー君は佐賀競馬場で元気に走っています。
この先ブランデー君が勝って賞金を稼いでも僕には一銭も入ってきませんけど、命名した愛馬が元気に走ってくれたらそれは嬉しいです。
喉鳴りが改善してバリバリ走れるようになって中央復帰までしてめちゃくちゃ稼いだとしても嬉しいと思うでしょう。
もしそうなったとしたら、辛抱して愛馬を使ってくれた新しい馬主さんに感謝したいですね。
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このように、僕にとっては愛馬はダメでもかわいいのですが、投資として見たら大失敗です。
妻に問い詰められたら泣きながら土下座して頭踏まれなきゃいけないレベルです。
こんなん買ってごめんなさい。許してください。もう無理です。
2レース走りましたが賞金(給付金)より経費の方がかかってるくらい。
最下位なので売却額も上がらず。
でもレースに出られるから売却できたわけで、未出走引退に比べたらマシかもしれませんが…。
今回の僕のは結構ワーストケースに近い方だと思います。
このくらい走らない馬の場合、一口馬主の収支はどうなるのか?
ザックリ概算額でお見せしたいと思います。
【マイネルブランデー(マイネランデブーの15)のケース】
マツリダゴッホ×マイネランデブー
※交流G1全日本2歳優駿勝ち馬ディアドムスの半弟
募集総額2800万(100口)
支出合計 約347,000円
- 馬代金 280,000円
- 1年目保険料 約6,000円
- 2年目保険料 約4,000円
- 初回預り金 7,000円
- 維持費(2歳1月~3歳2月) 約50,000円
収入合計 約81,340円
- 出走奨励金(2レース分) 約4,000円
- 売却馬代金 約4,000円
- 抹消給付金 16,500円
- 維持費消費税清算金(維持費×8/108) 約3,700円
- 馬代金消費税精算金(馬代金×8/108) 20,740円
- 初回預り金返還 7,000円
- 保険料解約返戻金 約3,000円
- マイレージ(馬代金×8%) 22,400円
最終赤字 約265,660円
回収率 約23.4%
えっ、そんなに戻ってくるの?という感じでした。
抹消給付金がもらえるのは分かってましたが、
払った消費税分が戻ってくるのが地味に大きくてビックリしましたね。
あと、どの一口馬主クラブにも出資額に応じたマイレージ(ポイント還元)はあると思いますが、
こうして見ればマイレージを稼ぐのは非常に重要だと思いました。
早期申し込みして最大限のマイレージ還元を受けたので最終赤字は馬代金よりも安くなりました。
これだけ大外れの物件で回収率23%なんて、馬券でスることに比べたらどれだけマシだろうかという話です。
やっぱり競馬は馬券より馬そのものに賭けた方がいいなと思いました。
もっとも、結果が出てお金が入るまで時間がかかるという欠点はありますけどね。
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26万円も負けはしましたが、これに懲りずに出資を続けたいです。
高額馬だって臆せずに出資しようと思います。
2戦2ケタ着順という成績でも買い手がついたのは交流G1勝ち馬の半弟という血統の影響も大きかったと思います。
高くても血統のいい馬を持つメリットを感じました。
地方に売ることを考えるならダートで活躍しそうな良血馬は良いかもしれません。
次世代に思いを馳せつつ、売却された愛馬にも地方で長く活躍してほしいと願っています🙂