「プライベートカンパニー」という言い回しは最近覚えたんですけどね。
昨年僕が設立した妻が代表社員の合同会社。
出資も貸し付けも我が家の財布から入るだけの法人ですが、
こういった法人をプライベートカンパニーと呼ぶんですね。
今年の3月末が初めての決算で、5月末までに法人税の確定申告をしなければなりません。
初年度の昨年は投資ではプラスでしたが、経費と役員報酬を引くことで赤字決算となりました。
赤字なので納税する法人税はありませんが、サラリーマンのように年末調整してくれる人はいませんから必ず確定申告が必要です。
※法人住民税は均等割の納税が必要
配当金から源泉徴収された法人税があるのでこれが還付されますし、
青色申告の適用を受けて各種財務資料を提出すれば赤字を最大9年間繰り越すことができます。
毎日のお金の出入りを確実に複式簿記で記録して、
期日を守って青色申告して赤字(欠損金)を繰り越しましょう。
★
僕は税理士を雇いませんが、もし間違っていたら税務署が指摘してくると思うのでその時素直に従えばよいと思います。
税理士って何のために雇うんでしょう?
お金払って雇えば払ったお金以上に節税されるんですか?
もしくは払ったお金以上に延滞税や過少申告加算税などのリスクが減るんですか?
日本は「申告納税」制度の国です。
申告納税制度とは、納税者が自分で「自分の所得はこれだけなのでこれだけ納税します」と自己申告して、
国は基本的にそれを信用して税額を決めるという仕組みです。
なんで税理士が国の代わりに僕が払う税額を決めるんですか?
しかも僕がお金を払って???
僕は僕でちゃんとルール守って自分で申告しますよ。
もし税務署に指摘されたら過少申告加算税などかかるかもしれませんけど、
(故意に脱税する意図は無いので重加算税は無いはず)
それで加算される税額だって税理士に払う顧問料なんかに比べたら安いもんでしょう。
一度指摘されたら修正するので加算税は一度払ったらそれきりです。
★
僕のプライベートカンパニーの場合は株、FX、一口馬主が中心でアフィリエイトも少々。
メーカーのように原価や加工費、減価償却の計算は無いので簡単な方です。
基本的な法人税の項目に加えて注意するのは、
別表五(源泉徴収された法人税の税額控除)、
別表六(受取配当金の益金不算入)、
別表七(青色欠損金の繰越)、
くらいのもの。
このくらいなら税理士無しでも片手間で出来るでしょう。
まあ僕は昔からおこづかい帳や家計簿もこまめにつけていて、お金の計算が苦じゃない性格だからかもしれないですけどね。
★
そんなとこでプライベートカンパニー、検討してみてはどうでしょう。
経営視点を学ぶ非常に良い経験になりますよ😊
参考書籍: