上手い騎手と下手な騎手の違いとは

僕の競馬予想での重要度は基本的に「馬>>騎手」です。

騎手の名前だけで予想をためらったりしません。
僕が取った馬券の中では、2006年皐月賞のメイショウサムソン、2008年桜花賞のレジネッタ、2009年エリ女のクィーンスプマンテなどの大穴は、
騎手にこだわらない姿勢が導いた勝利だと思っています。

でも世の中には多く勝つ騎手とほとんど勝てない騎手がいます。

勝てる騎手は何が上手く、勝てない騎手は何が下手なのか?

ほとんど勝てない騎手が勝つ条件とは?

僕は勝てる騎手の上手さとはこんなものだと考えています。

(1)どんな馬でも乗りこなせる

これが最も大きい要素ではないでしょうか。
いわゆる下手な騎手は、テン乗りでレースに出たら馬に跨がって回るだけで精一杯。
一方上手い騎手はどんな馬でもすぐにクセを掴み、レースに勝てるように修正する。

しかしこれは裏を返せば、
「下手な騎手でも乗り続けて馬のクセを掴んでいれば馬の力を十分発揮できる」

石橋守騎手はメイショウサムソンを完璧に乗りこなせると思ったので皐月賞で本命にしました。

(2)レース状況を読んで思いきった戦法をとる

思いきった逃げ、後方待機、イン強襲。
下手な騎手がムチャな乗り方をしたら怒られるから無難な乗り方しかできない。
地位が成せる技があります。

これは裏を返すと、
「下手な騎手でも、その馬の勝ちパターンが決まっていたらベストの乗り方をする」

2009年エリ女のクィーンスプマンテは誰が乗っても逃げ戦法をとっていたと思います。

(3)僅差の競り合いに勝つ

ハナ差アタマ差の勝負になった時、なぜか抜け出ているのは上手い騎手。
ゴール直前の一瞬の伸びを引き出せるのでしょう。
このハナ差の積み重ねでコツコツと実績を積んでいるんですね。

これは裏を返すと、
「下手な騎手でも、セーフティリードがあれば勝てる」

当たり前ですが馬が十分強ければ勝てるということです(笑)


オッズを見ると、人気は結構騎手の名前で動いていますね。
昔から馬七割騎手三割なんて言い方されますが、概ねその程度で考えるべきだと思います。

高配当はリーディング下位の騎手から生まれると思うので、
その騎手をどう買うべきか考えていきたいです。

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