ラフィアン2016年度第2次募集馬検討メモ

9/2にラフィアン公式ホームページで2016年度第2次募集馬が発表されました。
(参考リンク:ラフィアン公式ホームページ

公開されたのは母、父、母の父の名前だけ。
詳細のカタログ発送まではあと1ヶ月ほどかかる模様です。
どんな馬なのか気になりますね。

第2次募集馬は7月のセレクトセール、セレクションセール、
8月のサマーセールで競り落とされた馬がほとんどです。
競り市のホームページで「(有)ビッグレッドファーム」が落札した馬を調べれば、その馬の血統表を見ることが出来ます。
(参考リンク:馬市ドットコム

マイネエストレヤの15マイネマキアージュの15の名前は競り市の結果一覧で見つかりませんでしたが、ビッグレッドファーム生産馬の追加募集かもしれません。

カタログ発送まで待ちきれないので、競り市のホームページなどで調べてしまいました(^^;

以下、母系の成績に絞って分類してみます。
父名や配合などはここでは考えないことにしています。

競馬評論家の故・大川慶次郎さんも「血統は母系に注目すべし」という考えのようです。

まず、「兄姉が重賞勝ち馬」という馬はいません。
そういう馬はもっと早くに売れてしまうんでしょうね。

兄姉の成績で目立つのはスターオブジュニパーの15
カネヒキリ×母父サドラーズウェルズ
(半兄に4勝のフルヒロボーイ)
兄姉6頭中3頭勝ち上がり 募集総額1600万円
(追記:マイネルジュニパーと馬名登録されました)

あとエーピーサルートの15くらいでしょう。
ネオユニヴァース×母父エーピーダンサー
(半兄に3勝のアドマイヤネアルコ)
兄姉8頭中4頭勝ち上がり 募集総額1700万円
(追記:マイネルサリューエと馬名登録されました)

 

「母自身が重賞勝ち馬」なのが最高額のエーシンメンフィスの15
オルフェーヴル×母父メダグリアドーロ
初子で兄姉のデータは無し 募集総額5600万円
大手、栄進牧場の生産
(追記:マイネルミシシッピと馬名登録されました)

「母の兄弟がG1馬」というのは、2番目に高額のアーリースプリングの15
スクリーンヒーロー×母父クロフネ
(母の全妹カレンチャン、半兄スプリングソング)
兄姉2頭中1頭勝ち上がり 募集総額3600万円
(追記:マイネルアーリーと馬名登録されました)

「母の兄弟がG1馬」はもう1頭、3番目に高額のアドバンスクラーレの15
ヴィクトワールピサ×母父サクラバクシンオー
(母の半姉ブラックエンブレム)
兄姉2頭中1頭勝ち上がり 募集総額3400万円
(追記:マイネルハイルングと馬名登録されました)

 

「母の兄弟が重賞勝ち馬」1頭目、スピネッタの15
ディープスカイ×母父シンボリクリスエス
(母の半姉ショウナンタレント、母の半兄ショウナンアルバ)
兄姉データ無し 募集総額1400万円
(追記:マイネルリノセロスと馬名登録されました)

「母の兄弟が重賞勝ち馬」2頭目、マイネマキアージュの15
エイシンフラッシュ×母父アグネスデジタル
(母の全兄ドリームシグナル、半兄ホクトスルタン)
兄姉データ無し 募集総額1000万円
(追記:セストセンソと馬名登録されました)

「母の兄弟が重賞勝ち馬」3頭目、ラブシービルの15
ロージズインメイ×母父マイネルラヴ
(母の全兄マイネルハーティー)
兄姉2頭中0頭勝ち上がり 募集総額1000万円
(追記:ラヴァーズインメイと馬名登録されました)

あと母の兄弟の成績で目立つのはボムガールの15
アグネスデジタル×母父アグネスタキオン
(母の半兄に4勝のレソナルなど)
兄姉2頭中0頭勝ち上がり 募集総額2500万円
老舗、日高大洋牧場の生産
(追記:マイネルショックと馬名登録されました)

 

もっと遠い母系を見てみた場合には、
母の母がフランス重賞勝ちというモントレゾールの15
ディープブリランテ×母父カドージェネルー
兄姉8頭中0頭勝ち上がり 募集総額1400万円
(追記:マイネルキャドーと馬名登録されました)

3代母が名牝イットーマイネトップレディの15
オウケンブルースリ×母父ムタファーウエク
兄姉3頭中1頭勝ち上がり 募集総額1200万円
(追記:ヴィルジェンと馬名登録されました)

名牝シラオキ系に属するジャックカガヤキの15(母自身も4勝)
キャプテントゥーレ×母父デインヒル
兄姉6頭中2頭勝ち上がり 募集総額1400万円
(追記:マイネルサイルーンと馬名登録されました)

シラオキ系と同じフロリースカップ系に属するバラベルサイユの15
エスポワールシチー×母父アグネスデジタル
兄姉1頭中1頭勝ち上がり 募集総額1700万円
(追記:マイネルオスカルと馬名登録されました)

以上13頭。
ピックアップは一旦ここまでにします。

やっぱりどこかひとクセある馬ばかり。
値段が安い馬には必ず欠点があり、良い馬は値段が高い。
エーシンメンフィスの15は世界的に見ても良血ですが、初子と言う所がネックのために5000万円に「落ち着いた」と見るべきなのでしょうね。

100%条件が揃う事はありえず、あったとしたらそれは欠点に気付いていないだけ。
必ず何かリスクを取る姿勢は必要だと思います。

既に第1次募集で4頭も出資を決めてしまいましたが、分散投資を考えて第2次募集でも1頭だけ出資する予定です。

出資馬を考えるにあたり、以前読んだ森秀行調教師の著書を引っ張り出しています。
調教師でも馬体を見ただけで走る馬を見抜くのは難しいそうです。
他に何を見て判断すべきか、参考にしました。

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