(募集カタログより)

ウイン2017年度第1次募集馬検討メモ

TOPの写真はフィールドボニータの16です。

2017年第1次募集馬の検討メモ。
ラフィアン編に続いてウイン編になります。
僕が入会しているのはこの2つのクラブのみなのでこれが最後になります。
28頭中10頭をピックアップしました。

なお、クドいようですが、ピックアップしなかった馬のことも心から応援しています。
どうぞお気楽にお付き合い下さい(^^;

コスモネモシンの16 牡 美浦 清水英厩舎
・父アイルハヴアナザー×母父ゼンノロブロイ
・CVF生産 募集総額3000万円(400口)
・母9歳時産駒 ※初子
アイルハヴアナザー産駒に1頭出資するなら…と見ていて、牡馬の中で候補に上がっていた一頭です。
本馬の母の父ゼンノロブロイは数あるサンデーサイレンス(SS)直子種牡馬の中でも母の父がMr.prosoector系という点が特長に挙げられます。
アイルハヴアナザーMr.prospector系なので、本馬はMr.prospectorに特化した血統が特長と言えそうです。
日本でのMr.prospector系の王者と言えばキングカメハメハですが、同じように幅広いカテゴリーで活躍が期待できそうです。
初子のため繁殖実績が未知数ながらラフィアン・ウイン通じてアイルハヴアナザー産駒の最高値。
価格的にはちょっと手を出しづらいようにも映ります・・・。
(追記:馬名ウインライジンで登録されました)

バラードソングの16 牡 栗東 飯田雄厩舎
・父ストロングリターン×母父ハーツクライ
・CVF生産 募集総額1300万円(400口)
・母8歳時産駒 ※初子
母は社台F生産馬。
本馬は母が2015年秋JS繁殖牝馬セールで落札された時にお腹にいた馬です。
ストロングリターンシンボリクリスエス産駒で非SS血統の新種牡馬。
祖母ソロリサイタルの産駒は大物こそいないものの、7頭登録馬がいて全馬が勝ちあがり、6頭が2勝以上という極めてハイアベレージを叩き出しました。
父の実績も母の繁殖実績も未知数ですが、祖母の実績から見れば十分期待できる一頭だと思います。
(追記:馬名ウインバラーディアで登録されました)

フィールドボニータの16 牡 栗東 宮徹厩舎<出資決定>
・父スクリーンヒーロー×母父コロナドズクエスト
・前田ファーム生産 募集総額2200万円(400口)
・母11歳時産駒 兄姉勝ち上がり1頭/4頭
独りよがりではなくトレンドも取り入れて、「スクリーンヒーロー産駒の牡」にどれか出資しようと考えていました。
該当する馬はラフィアン・ウイン合わせて5頭います。
まず母の初子ではなく、勝ちあがりが出ていて繁殖実績があると言う点を重視。
さらに母が若い年齢での産駒に絞りました。
残ったのがマイネヴォヤージの16と本馬。
最終的に本馬の母の父コロナドズクエストの方が日本の競馬への適性が高いだろうと見て、本馬に決めた次第です。
半姉ポークチョップは2勝を挙げており、母の可能性にも期待が持てます。
今年の出資馬のエースとして期待して見守りたいと思います。
(追記:馬名ウインヴァモスで登録されました)

(募集カタログより)
フィールドボニータの16(募集カタログより)

フリーヴァケイションの16 牡 美浦 手塚貴厩舎<満口・募集終了>
・父スクリーンヒーロー×母父フライソフリー
・CVF生産 募集総額3400万円(400口)
・母20歳時産駒 兄姉勝ち上がり3頭/8頭
ウインの最高額馬にして、ラフィアン・ウイン通じてスクリーンヒーロー産駒の最高額馬です。
半兄に5勝のOP馬ウインリバティがいて、勝ち上がり率も優秀です。
ただ母が20歳時の産駒なので、これまでの実績から割り引いて考えた方がよいでしょう。
個人的にはちょっと価格がリスクに合わないかな・・・と感じました。
(追記:馬名ウインリベルタで登録されました)

プリンシプルレディの16 牡 栗東 奥村豊厩舎
・父アドマイヤマックス×母父アグネスデジタル
・大北牧場生産 募集総額1400万円(400口)
・母9歳時産駒 兄姉勝ち上がり0頭/1頭
叔母にG3勝ちのテイエムオーロラ、祖母の全兄に懐かしいG2勝ちテンザンセイザがいます。
勝ち上がり率としてはあまり良くない母系ですが、一発大物を出す可能性を秘めていると感じています。
アドマイヤマックスは地味ながらも先日産駒のケイティブレイブが交流G1帝王賞を勝利。
サンデー直子の良血としてダテではないなと思いますね。
本馬もダート寄りで活躍してくれそうです。
(追記:馬名ウインプリンツで登録されました)

イクスキューズの16 メス 美浦 鈴木伸厩舎
・父ジャスタウェイ×母父ボストンハーバー
・CVF生産 募集総額1700万円(400口)
・母12歳時産駒 兄姉勝ち上がり2頭/3頭
母はG3勝ちがあり、母馬としても勝ち上がり率優秀です。
祖母はアメリカのG1馬で、アメリカの名牝系とも言えます。
新種牡馬ジャスタウェイの繁殖成績は未知数ですが、母系の底力で十分期待できるでしょう。
(追記:馬名ウインメルシーで登録されました)

コスモチェーロの16 メス 美浦 上原博厩舎<満口・募集終了>
・父オルフェーヴル×母父フサイチペガサス
・CVF生産 募集総額2400万円(400口)
・母13歳時産駒 兄姉勝ち上がり3頭/3頭
人気が高く既にいち早く満口になりました。
母の産駒は勝ち上がり率100%で半兄にはG3勝ちウインマーレライがいます。
ディープインパクト産駒の半兄イペルラーニオ(デビュー前)はセレクトセールに出されて6800万円でノーザンFが落札。
「ノーザンFが欲しがる馬の半弟」みたいな背景が人気を押し上げたみたいですね。
活躍する予感は十分ですが、ラフィアン•ウイン通じて牝馬の最高値なのにこんなに売れるなんて驚きました…。
(追記:馬名ウインセルリアンで登録されました)

シュフルールの16 メス 美浦 奥平雅厩舎
・父リーチザクラウン×母父パントレセレブル
・CVF生産 募集総額700万円(400口)
・母14歳時産駒 兄姉勝ち上がり1頭/5頭
こちらはラフィアン•ウイン通じて最安値の馬です。
リーチザクラウンは数少ない初年度産駒の勝ち上がり率が優秀で、重賞勝ち馬のキョウヘイも出ました。
もともとダービーまでは怪物級で見られてましたが、ひょっとしたら種牡馬として大化けする可能性ありますね。
母は障害で活躍して本馬の半姉も障害での勝ちあり。
この値段なら楽しめる馬だと思います。
(追記:馬名ウインサンベリーナで登録されました)

プリティプリンセスの16 メス 栗東 宮本博厩舎
・父ワークフォース×母父サンデーサイレンス
・CVF生産 募集総額1300万円(400口)
・母15歳時産駒 兄姉勝ち上がり1頭/5頭
母はデュランダルの全妹という良血。
その割には繁殖牝馬としては振るわないものの、軽く中央入着できる産駒は出せているのでまあよいかな、と思います。
やや高齢時の産駒ですが、15歳はまだOKとして見ています。
ワークフォースの日本での適性は低いですが、母父SSがそれを補うので母の可能性だけで考えてもこの価格なら買ってもいいと思いました。
(追記:馬名ウインアミーリアで登録されました)

ポンテディリアルトの16 メス 栗東 吉田直厩舎
・父アイルハヴアナザー×母父アグネスタキオン
・CVF生産 募集総額800万円(400口)
・母11歳時産駒 兄姉勝ち上がり1頭/4頭
ラフィアン•ウイン通じてアイルハヴアナザー産駒の最安値タイ。
それなのに本馬はダービーマカヒキとG3を2勝したウリウリと従兄弟という流行の良血です。
兄姉と比べてお求めやすい価格になりました。
アイルハヴアナザー産駒が欲しいのであればお買い得ではないでしょうか。

(追記:馬名ウインドルチェで登録されました)

以上、ラフィアンウインの第1次募集馬をうすくちレビューしてみました。
雑談の類としてお楽しみいただければと思います。

僕は第1次募集でラフィアン3頭、ウイン1頭に申し込みましたが、第2次募集も両クラブの中から1頭申し込む予定です。
セレクションセール、サマーセールでどんな馬がラインナップに加わるか、楽しみにしたいですね。

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