ラフィアン2018年度第1次募集馬検討メモ その2

2018年度ラフィアン第1次募集馬のレビュー。
本記事は後編になります。
全62頭中13頭をピックアップ・・・の予定が、書いてる途中で1頭追加したくなって全14頭になってしまいました😅

前編の記事はこちらです↓↓

では早速まいりましょう。

マイネヴォヤージの17 牡 美浦 伊藤大士厩舎
・父ジャスタウェイ×母父Teofilo
・BRF生産 募集総額1400万円(100口)
・母8歳時産駒 兄姉勝ち上がり1頭/2頭

ジャスタウェイの血統を見ると一見Northern Dancerの線は一本しか無いように思えますが、Northern Dancerマニアなら見逃してはならないのがIcecapadeという種牡馬です。
IcecapadeNorthern Dancerと父と母父が同じ、すなわち75%同血なのです。
Icecapade×Northern Dancerの配合でジャスタウェイクロフネビリーヴなどの超一流馬が産まれています。
重要な配合なので必ずチェックしましょう。
ジャスタウェイの産駒は2018年にデビューし、早速勝ち馬を出しています。

ジャスタウェイの持つIcecapadeを75%Northern Dancerに換算して本馬のND血量を計算すると10.94%。
絶妙な水準です。
従兄弟にグランデッツァなどがいる名牝系でもあり、期待できるのではないかと思います。

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マイネエカテリーナの17 牡 美浦 金成貴史厩舎
・父ロージズインメイ×母父アグネスタキオン
・BRF生産 募集総額1500万円(100口)
・母8歳時産駒 兄姉勝ち上がり0頭/1頭

ロージズインメイはBRFの種牡馬なので応援してあげたいです。
ロージズインメイ産駒の活躍馬の血統を見ると、どうもND血量が薄い馬が多い。
大種牡馬Northern Dancerの血が合わない馬がいる…?
Northern Dancer絶対正義の僕からすると受け入れがたいことですが、もしかしたらそういう種牡馬もいるのかもしれません。

ロージズインメイにはND血量が薄い方がいい、とするならば浮上するのがこの馬。
父、母、本馬のND血量はこのご時勢で驚きの0%
その代わり、3代母のマイネプリテンダーから数えて3代続けてHail to Reason系を配合したHail to Reasonマニアな血統。
これはこれで筋が通っている…。

僕の出資方針では買わない馬ですが、ロージズインメイ産駒の中で行くならこれかな、と思います。

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マイネカンナの17 牡 美浦 国枝栄厩舎
・父キングカメハメハ×母父アグネスタキオン
・BRF生産 募集総額4500万円(100口)
・母13歳時産駒 兄姉勝ち上がり1頭/4頭

半兄のマイネルズイーガー(父アイルハヴアナザー)が2勝と母の実績があり、父をキングカメハメハに強化。
アイルハヴアナザーキングカメハメハは「Northern Dancerクロスの強いミスプロ系」と言うことで似ていますから、本馬もかなり期待できるでしょう。
勝ち上がりは堅そう。その分ちょっと価格は高め。

ただ僕はどうも母父アグネスタキオンが信用できません。
一時期ポストサンデーサイレンスと持てはやされた割りには母父としては普通の域を脱していないと思います。
数が多いのでBMSリーディング上位には入るもののEIが1を割る年もしばしば。
Northern Dancerを持っていないのも理由の一つだと思いますがどうでしょうか…。

僕としては、キングカメハメハ産駒の中で言えばもっとND血量の濃いマイネイサベルの17を買いたいと思いましたね。
(価格のこともありますが)

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ホッテストチケットの17 牡 美浦 小笠倫弘厩舎
・父キズナ×母父ゼンノエルシド
・BRF生産 募集総額1500万円(100口)
・母13歳時産駒 兄姉勝ち上がり2頭/5頭

キズナは父ディープインパクト×母父Storm catの配合。
Northern Dancerの薄いディープインパクトに母方でND血量を補った形です。
本馬はさらに母からND血量を補ってキズナ以上の10.94%に強化されています。

サンデーサイレンスディープインパクトキズナ→本馬と、父系から見て代々ND血量が濃くなっています。
種牡馬になれるほど実績のある馬はND血量が薄くても強い遺伝子を持っていますが、そこにND血量を足せばさらに強くなるだろうと考えられます。

この馬も地味な母父などからNorthern Dancerをかき集めて血量を濃くした感じ。
安馬で一発狙うならこういうパターンがいいのではないでしょうか。

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マイネアルデュールの17 メス 美浦 相沢郁厩舎
・父アンライバルド×母父アドマイヤコジーン
・BRF生産 募集総額1300万円(100口)
・母12歳時産駒 兄姉勝ち上がり2頭/4頭

ND血量で言えばこの馬も濃い14.06%。
本馬もやはり安馬からNorthern Dancerをかき集めて血量を濃くした感じがイイですね。

ただし父母ともに高齢出産でつなぐことでNorthern Dancerが近い祖先にある構成。
血量の数字だけで評価しないように注意しましょう。

半姉に2勝のペルソナリテがいて母に実績はあります。
安いながら一発逆転を秘めていると思います。

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マイネオーチャードの17 メス 美浦 中野栄治厩舎
・父アイルハヴアナザー×母父ステイゴールド
・BRF生産 募集総額800万円(100口)
・母9歳時産駒 兄姉勝ち上がり0頭/1頭

募集馬最安値というのがまずポイント。
母は白老F生産馬の「社台落ち」で、ND血量も豊富で母が若い時の産駒。
母父は今後ラフィアンで主流になりそうなステイゴールド

兄姉に実績は無いものの、血統的には一発逆転を狙える要素が満載です。
あくまでこの安さなら狙っても面白そうだと見ています。

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マイネシャローナの17 メス 美浦 水野貴広厩舎
・父ディープインパクト×母父コマンダーインチーフ
・BRF生産 募集総額3500万円(100口)
・母15歳時産駒 兄姉勝ち上がり3頭/7頭

トップサイアーディープインパクトを無視するわけにはいきません。
高額ですがその中で一頭選ぶとしたら本馬です。

ディープインパクトND血量は少ないですが最高の遺伝子を持つことに疑いの余地はありません。
今年サクソンウォリアーワグネリアンのようにND血量の濃い母との配合で国内外でクラシックホースが出ています。
本馬もディープインパクトに対して母方からしっかりとND血量を補充しており好配合だと思います。

母はコスモオオゾラマイネオーラムマイネルヴンシュとOPクラスを出しており大変優秀です。
15歳時の産駒というのもギリギリOKでしょう。
うーん、欲しいなあ…。

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アースウイザードの17 牡 美浦 清水英克厩舎
・父ジョーカプチーノ×母父エイシンプレストン
・グローリーファーム生産 募集総額1300万円(50口)
・母12歳時産駒 兄姉勝ち上がり1頭/5頭

50口はリスクが高くて出資しない方針ですが、その中でピックアップしたのは本馬。
ジョーカプチーノは数少ない初年度産駒から重賞勝ち馬を出し、これからますます産駒が活躍しそうです。

ジョーカプチーノの血統をNorthern Dancerマニア的視点で見ると、NDを持たない父マンハッタンカフェに対して母父フサイチコンコルドからND血量をガツンと補充されている形です。
マンハッタンカフェNorthern Dancerの相性が良いのであれば、ジョーカプチーノに対して母側からまたNorthern Dancerをクロスしても良いのではないかと思います。

本馬の場合、マンハッタンカフェジョーカプチーノ→本馬と代を経てND血量を濃くして14.06%。
ただし母が祖母の19歳時産駒なので濃いND血量の数字を鵜呑みにするのは危険。
50口ですが募集総額としては安いので、一発ホームランを狙ってみてもいいかなと思います。

以上です。
まあ、複雑で奥深いサラブレッドの血統をほぼNorthern Dancerだけで語っているわけで、こんなの暴論ですよ。
サンデーサイレンスMr.prospectorはどうなんだと😅

でもあれこれ挙げるとキリが無いのでシンプルに考えたいと思います。
とにかく一番重要な種牡馬がNorthern Dancerであるのは間違いありません。

こんな感じで、次はウインの募集馬をレビューしてみたいと思います。