ほんの一言で家賃3000円引いてもらえた

2018年初更新です。
本年もどうぞよろしくお願い致します🙇‍♂️

さて、年度末までにこれまで住んでいた社宅を退去しなければならなくなり、
12月は引っ越し先の物件探しでドタバタしていました。
勤め先は同じなので同じ市内での引っ越しです。

物件探しはまずネットでしました。
目星をつけてから不動産屋にメール。

不動産屋でアドバイスを聞きながら改めて他の物件情報も調べ、他の候補3件と一緒に物件見学。
一通り見た後、結局は最初にネットで検索した物件が一番良かったと思いました。

見学コースを終えて、不動産屋の営業さんとその物件で契約しませんかという話になります。
ここからが勝負です。

結論から言うと最初の提示の家賃から3000円引いてもらいました。
率にして数%、大したことないかもしれませんが、そんなにゴリ押しで値引かせたわけではありません。
誰にでもできるごく簡単なやり取りで良心的に安くしてもらったのです。

どのようなやり取りをしたか?


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僕「このお家の家賃はこの金額で受け取ってよろしいですか?

営業「ええ…1000円、2000円くらいならおそらく…(安くなるかも)」

僕「1000円、2000円でも大きいと思います。ご配慮いただければありがたいです

営業「ではお勤め先とご家族のことを大家さんにお話ししてもいいですか?」

僕「はい。お話ししてください。

 

ごく丁寧に穏やかにこのように話しました。
難しいことは言っていないし、怒ったり脅したりする必要もありません。
ただし堂々としていた方がよいでしょう。

ポイントは以下の5点です。

(1)前もって自分の素性を不動産屋に伝えておく

営業さんと雑談しながら、自分がちゃんと勤めていて家族も養っている責任ある大人だということを知ってもらいます。
大家さんが一番恐れるのは家賃の未払いです。
信頼できそうないいお客さんだと思ってもらうことが第一です。

もし借りるのが学生さんであれば、本人だけの信用度で責めるのは難しいでしょう。
できれば親御さんが交渉することが望ましいですが、親の名刺でも見せて親の信用があることを示しつつ親子関係が良好であることを伝えておくとよいかもしれません。

(2)その物件で契約する意志があることを伝える

「どうせ契約すると思われたら安くしないのでは?」と思われるかもしれませんが、逆です。
冷やかし半分では不動産屋さんも大家さんも相談に乗りません。
いいお客さんが歩み寄ってきていると思えば相手も歩み寄ってくれます。
「少し下げれば契約してくれるのか?」と思ったら下げてくれるんです。

(3)家賃をちゃんと払う自分に自信を持つ

日本人なら大抵の人は今までちゃんと家賃を払ってきているはずです。
未払いを起こさないのは当たり前って思われるかもしれませんがそれはすごく価値があることなんです。
堂々と自信を持ちましょう。
「自分に貸さないと損しますよ」という気持ちでいるのです。

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(4)次善の策を持っておく

最悪その物件を逃しても次の手を頭の中で考えておきます。
契約したいけど契約しなくても困らない、というゆとりを持っておきましょう。

(5)値引き額は相手に任せる

不動産に詳しい人なら何円にしろとか言えるかもしれませんが、僕は不動産に関しては完全な素人です。
妥当な家賃額は分からないので何円引いてほしいとは言いませんでした。
でも自分が上客である自信はあります。
「契約したいが言い値では契約しない。最低1000円は引いてもらう」気持ちで相手の出方を伺いました。

そしたら3000円安い金額を提示してもらえたんですね。
「ずいぶんアッサリ安くなったな」と思いましたけど、最低ラインを満たしていれば「もっと値引けるかも」という欲はかかないことです。
素直に「ありがとうございます」とハンコを押しました。

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3000円はこの大家さんが良心的だったからかもしれませんが、どんな大家さん相手でも最低1000円は引いてもらえるはずです。

ところで、家賃交渉と聞いて僕が思い出すのは映画ゴッドファーザーPartIIのワンシーン。

ロバート・デ・ニーロ演じるヴィト・コルレオーネがアパートを出て行けと言われているおばさんの相談を受け、大家におばさんを住まわせてあげるよう話しに行きます。
ヴィトはマフィアのボスですが、このおばさんの家賃交渉のシーンでは何も大家を脅してはいません。
「自分が誰かを辺りの人に聞いてみろ」だけ。
あと丁寧に話しにこやかに黙っているだけで大家が勝手に家賃を下げていくのです。

「何円引いてほしい」と言わない交渉はこのヴィトをちょっとだけ参考にしました。
今まで築き上げた自分の信用が全て、交渉の場でジタバタしない、ほいほいサインせずに静かに待つ。
これが基本です。

ゴッドファーザーはマフィアの映画なので残虐なシーンもありますが、勝負や駆け引きに参考になる金言が溢れています。
家族を守る強さを身につけたい方はぜひご覧になってください。
一家に一枚DVDを置くのもおすすめです。


アマゾン God Father PartII DVD

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