180317DMMバヌーシー

2018年DMMバヌーシー募集馬検討メモ-16年産馬編

3月2日にDMMバヌーシーの2018年度募集が開始されました。
2歳馬6頭、1歳馬5頭が新たに追加です。

↓↓2017年度募集馬のレビューはこちら↓↓
[blogcard url=”http://kaelu-haruki.com/share-horse/170810dmmbanusy-boshu” title=”2017年度DMMバヌーシー募集馬検討メモ” content=”DMMバヌーシーの募集馬をちょっと見てみました。 一見するとディープインパクト産駒が多いので、はじめは「どうせノーザン・社台系の良血だけ集めたミーハーだろ」なんてタカをくくってました。 ところが、よくよく調べると…”]

クラブ発足初年度の昨年はさすがに手探りだったようで、今年はDMMバヌーシーの規約が大きく変わりました。
月額購入と一括購入に分かれ、一括購入は2口目以降が安くなるシステムです。
僕も、口数を増やすと情報料や会費が余計にかかる昨年のシステムには不満を感じていました。
改正されて良かったです。

では今年デビューを迎えるであろう2歳馬6頭(+募集予定1頭)について、うすくちレビューをしてみたいと思います。

※一口あたり出資額は2口目以降割引あり
※引退後の売却価格は競走馬出資金から引かれていない

キタノインパクト 牡 美浦 藤沢和厩舎
・父ディープインパクト×母父シンボリクリスエス
・追分ファーム生産 母10歳時産駒 兄姉勝ち上がり0頭/5頭
競走馬出資金総額6500万円(10000口)
6歳12月までの前払い維持費等含めた出資額22580円/口

まず馬の名前ですよね。
現3歳のキタノコマンドールが皐月賞に出走確実。
同じキタノ名だから期待度も大きいのでは…と。

でも本馬とキタノコマンドールは条件がかなり違います。
キタノコマンドールジャパンカップ2着のデニムアンドルビーの全弟で、セレクトセールで1億9000万円で落札されたほどの馬。
本馬の兄姉にはまだ中央勝ち上がり馬がいません。
母の兄弟の方は勝ち上がり率高く、ステラロッサなど重賞で活躍した馬などがいます。

価格もあちらは42,000円で段違い。こちらは少しお手頃価格です。
キタノ名の話題性はいいのですが、惑わされずに温かく見守るのがいいかなと思います。

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オグリロマンス2016 牡 栗東 松永昌厩舎
・父ベーカバド×母父ノーザンテースト
・ヤマタケ牧場生産 母20歳時産駒 兄姉勝ち上がり3頭/9頭
競走馬出資金総額450万円(10000口)
6歳12月までの前払い維持費等含めた出資額10000円/口

いや、コレはすごいとこ持ってきました😂
祖母がオグリキャップの全妹のオグリローマンという血統。
単純に「勝てる馬」よりも「持ちたくなる馬」を考える一貫したクラブ方針はお見事です。

僕はオグリキャップの現役時代を見ていないのであまりピンと来ませんが、
リアルタイム世代の方は一口持ってみたいと思うでしょう。
母からは中央を勝ち上がって2勝した馬が3頭いるので、話題性だけでなく母の繁殖成績も優秀です。

新馬戦、未勝利戦は盛り上がりそうですね。
キタサンブラックの全弟シュガーハートの2017と一緒で、バヌーシーでこそ楽しめる一頭でしょう😊

 

マネーぺニー2016 牡 美浦 戸田博厩舎
・父ディープインパクト×母父Monarchos
・オリオンファーム生産 母13歳時産駒 兄姉勝ち上がり3頭/5頭
競走馬出資金総額4900万円(10000口)
6歳12月までの前払い維持費等含めた出資額17420円/口

母父MonarchosSecretariatに次ぐ早いタイムでケンタッキーダービーを勝った馬だそうです。
本馬の兄姉の勝ち上がり率は優秀。
半姉カウニスクッカ桜花賞に出走していて仕上がりも早いですね。
本馬も3歳クラシック戦線に乗る可能性あります。
ディープ産駒ならキタノインパクトよりこちらがイイかなーって思っています。

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スティールプリンセス2016 メス 栗東 池江泰厩舎
・父Frankel×母父デインヒル
・GrangeconStud(愛)生産 母15歳時産駒 兄姉国内出走馬無し
競走馬出資金総額19800万円(10000口)
6歳3月までの前払い維持費等含めた出資額34130円/口

これまた話題性ですごいの来ましたね😂
産駒デビュー年の2歳時には日本の競馬界に衝撃を与えたフランケル産駒。
しかしソウルスターリングミスエルテは3歳秋には掲示板にも乗れず今一つ。
果たして本馬は後に続けるか?

フランケルの母の父がデインヒルなのにそこへデインヒル産駒の母を持ってきているので、本馬はデインヒル2×3の濃いインブリード。
すごいですね。両親ともにノーザンダンサー3×4のてんこ盛り。
デインヒル系は日本でもよく走ってますし、ちょっと値段は高いですがやっぱり走りそうな感じはあります。

また、繁殖牝馬として間違いなく価値があるので、引退後の売却分配金も1000円~3000円くらい期待できるのではないかと思います。

 

ナイトヴィジト2016 牡 栗東 友道康厩舎
・父Dawn Approach×母父Sinndar
・CoolmoreStud(愛)生産 母12歳時産駒 兄姉国内出走馬無し
競走馬出資金総額3800万円(10000口)
6歳12月までの前払い維持費等含めた出資額19040円/口

まず生産者が世界の大牧場クールモアスタッドであることに注目です。
半兄はアイルランドダービートレーディングレザー
その兄は2014年のジャパンカップに出走しましたが故障で予後不良になってしまいました。
弟が日本でデビューするとは因果ですね。

Dawn Approachは1200m~1600mで活躍した馬。
母父SinndarDanzigGrand Rodge産駒の凱旋門賞勝ち馬。
日本向きのスピード十分な血統だと思います。
価格はお手頃ながらめったに無いクールモアスタッドの馬を持てる機会。
前向きに検討しています😆

 

アジーマ2016 牡 栗東 武幸厩舎
・父Australia×母父Averti
・OakgroveStud(愛)生産 母12歳時産駒 兄姉国内出走馬無し
競走馬出資金総額3400万円(10000口)
6歳12月までの前払い維持費等含めた出資額18600円/口

Australiaガリレオウィジャボードの間の子で1番人気でイギリス・アイルランドの両ダービーを勝った馬。
ウィジャボードは2006年ジャパンカップディープインパクトと対戦(3着)した名牝ですね。
本馬はAustraliaの初年度産駒になります。
ガリレオ系はあまり日本向きではないイメージですが、ウィジャボードの日本での走りを見たら少し期待してしまいます。

母の半兄には5歳以降にイギリスG1を2勝したAl Kazeem
母の父Avertiはあまり目立ちませんが、その父ウォーニングは日本でも重賞勝ち馬を出しました。
スピードは今一つですが中~長距離で活躍しそうな感じ。
この馬も「持ってみたい」と思える未知の魅力にあふれた一頭です😊

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(募集予定)フィバリッシュ2016 牡 美浦 斎藤誠厩舎
・父オルフェーヴル×母父トニービン
・白老ファーム生産 母16歳時産駒 兄姉勝ち上がり3頭/7頭

募集されるか分からないですが一応触れておきます。
母の半兄に1200mのG3勝ちヘッドライナーがいて、
本馬の半姉の子(本馬の甥)にG3勝ち馬タガノエスプレッソタガノトネールがいるスピードにあふれる母系です。

オルフェーヴルの産駒は阪神JF勝ち馬ラッキーライラックが出たものの、どうも勝ち上がり率が不安定。
ステイゴールドメジロマックイーンもステイヤー傾向なので、もしかして日本のスピード馬場には少し合わないかも?
本馬のスピード母系はオルフェーヴルに合うかもしれないですね。

こんな感じで考えています。

やはりDMMバヌーシーは賞金稼げるかどうかより「持ってみたい馬」を夢を追って選ぶのが良いでしょう。
僕もどれか1頭か2頭は出資するつもりです。

キタノコマンドールが活躍したらDMMバヌーシーはさらに盛り上がりそうですね。
皐月賞も楽しみにしています😄

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