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競馬回顧:2017年フェブラリーSゴールドドリーム



★「人気とオッズ」をおさらいするKaelu Harukiのレース回顧★

勝ったのは単勝5.0倍2番人気のゴールドドリームでした。

うーん、昨年のチャンピオンズCでは2番人気12着と人気を裏切ったのに、今回は完勝でしたね。

’16チャンピオンズC=2番人気5.7倍
’17フェブラリーS=2番人気5.0倍

昨年あれだけ負けたのにさらに人気を集めるとは!

アウォーディーアポロケンタッキーが出ていないなど相手関係もありますが、前年勝ち馬モーニン等を差し置いての人気。
昨年はまだ3歳で成長途上だったので、良くなる余地はあっただろうとは思います。
しかしそれを信じたファンが多かったのには驚きでしたね。

レース前日2/18に父ゴールドアリュールが死亡。
すると産駒が走るということは不思議と多かったですね。
ゴールドアリュールは偉大な種牡馬だということが改めて示されました。
的中された方、お見事でした。

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2着は単勝7.6倍5番人気のベストウォーリア

フェブラリーSには今回4回めの出走。
’14(4歳) 3番人気13着 1.36.9
’15(5歳) 3番人気3着 1.36.5
’16(6歳) 3番人気4着 1.34.2
’17(7歳) 5番人気2着 1.35.1(クビ差)

7歳で人気が落ちたところで最高着順。
ステップレースの根岸Sで58kgを背負って惜敗2着は力の証明でした。
年齢だけで見限ってはいけなかったです…。

3着は単勝4.5倍1番人気のカフジテイク
根岸Sの派手な勝ちっぷりが過大評価されてると思いましたが、しっかり上位には来ましたね。
力の差がそれほどあるわけではないので、十分健闘したと思います。

さて、人気を裏切る形となったのは、
モーニン 単勝5.4倍3番人気12着
ノンコノユメ 単勝7.1倍4番人気7着
コパノリッキー 単勝9.0倍6番人気14着

モーニンゴールドドリーム同様チャンピオンC惨敗からのぶっつけ。
さらにムーア騎手を乗せてきたのでこれはゴールドドリームの対抗馬と見た方も多かったでしょう。
2015年5月デビュー戦から2016年2月のフェブラリーSまで、勢いそのままに7戦6勝で走り抜けましたが、その後調子を戻すのに苦労している印象。
短期間にがんばりすぎて馬の走る気が衰えた?
少々過信は禁物かもしれません。

コパノリッキーは、2016年に勝った「G1」はかしわ記念帝王賞南部杯でした。

これら地方交流Jpn1競走はJRAから出走できる頭数が賞金順などで5~7頭程度に限られます。
急成長してきた若い馬は、どんなに強くても何回も続けて勝って賞金を稼がないとレース前に足切りされて出られません。
賞金を稼ぎたくても適当な時に適当な条件のJRA重賞が無い場合もあります。

JRAのフルゲート16頭のG1レースと比べると除外される数は歴然。
この除外の影響がかなり大きいので、世代交代がなかなか進まないのが地方交流Jpn1なのです。

コパノリッキーは4歳時にフェブラリーSを最低人気で勝ちました。
中央G1では当時のコパノリッキーのような若く実績がまだ無い馬ほど買うべきなのでしょう。
逆に地方交流G1を勝ちまくっている時は少々疑って見るべきかもしれません。

ノンコノユメはどうでしょう。
去勢によって折り合いはよくなったけど闘争心も落ちちゃったと言うことでしょうか?
でもG1で7着なので上記2頭に比べたら悪いなりに力はあると思います。
追い込み一辺倒からモデルチェンジが必要かもしれないですね。

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僕の本命はキングズガード
単勝21.0倍13番人気で11着。
人気通りなのでまあいいんですが、根岸Sでこの馬が先着したニシケンモノノフが14番人気5着だったのを見ると「なんでおれの馬は」という感じです(苦笑)

反省を次のレース予想に生かしたいですね。
次のG1は4週間後の高松宮記念。来週のG2中山記念も楽しみです。
がんばりましょう(^^

競馬回顧:2016年有馬記念 ◎サトノノブレスで馬券買った僕の感想

★「人気とオッズ」をおさらいするKaelu Harukiのレース回顧★

勝ったのは単勝2.6倍1番人気のサトノダイヤモンドでした。

2着は単勝2.7倍2番人気のキタサンブラック
3着は単勝7.9倍3番人気のゴールドアクター

2強と言われた2頭と昨年のチャンピオンによるマッチレースはシビれましたね。
誰もが息をのむゴール直前のクビ差の大逆転。
競馬の醍醐味だと思います。
グランプリ有馬記念、素晴らしいレースでした。 続きを読む 競馬回顧:2016年有馬記念 ◎サトノノブレスで馬券買った僕の感想

競馬回顧:2016年阪神ジュベナイルフィリーズ

★「人気とオッズ」をおさらいするKaelu Harukiのレース回顧★勝ったのは単勝2.8倍1番人気のソウルスターリングでした。

好スタートから好位で控え、直線抜け出す横綱相撲。
終始余裕がありました。すごい馬です。

阪神JFFrankel(フランケル)産駒のミスエルテで決まりだろうと思いきや、ミスエルテはなぜか翌週の朝日杯FSへ。
するともう1頭のフランケル産駒ソウルスターリングが勝利。
まさかのフランケル産駒2週連続2歳GI勝ちか、なんて話も出ています。
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それではその「怪物」フランケルについておさらいしてみましょう。

frankel血統表
frankel血統表

(Northern Dancer 3×4=18.75%、Natalma4×5・5=12.50%、Buckpasser5×5=6.25%)

フランケル(Frankel)は現役時代14戦14勝。うちGIは10戦10勝。
出走レースは7fから10fまでの短距離~中距離のみでした。

ガリレオは2010年~2015年のイギリス・アイルランドチャンピオンサイアー。
しかし日本では産駒の活躍馬はいません。
その父サドラーズウェルズも日本では活躍馬なし。
そうかと思うとサドラーズウェルズの孫フランケルの産駒がこの活躍です。
分からないものですね。

母の父デインヒルは日本でもおなじみのスピード系ノーザンダンサー系種牡馬。
この血がかなり日本向きにさせているでしょうか。

配合上の特長はなんと言っても大種牡馬ノーザンダンサー3×4インブリード。
3×4の配合は「奇跡の血量」と昔から言われていますが、オルフェーヴルノーザンテースト3×4ですし、やはり底力を引き出すのでしょう。

母の父デインヒルのスピード+ノーザンダンサー3×4の底力。
これが種牡馬フランケルの強さの源なのかな、と思います。

2着は単勝3.0倍2番人気のリスグラシュー
3着は単勝6.9倍3番人気のレーヌミノル

固い決着でした。
枠連・馬連・馬単は1番人気。

しかし3連複・3連単では2番人気でした。
3連複・3連単で1番人気になったのは3着に11番ジューヌエコールという組み合わせ。
レーヌミノルの馬券は単勝だけがかなり買われていたということになりますね。

上位人気の中ではジューヌエコールだけが単勝8.0倍4番人気11着と人気順を大きく下回る結果に。
芝で3連勝していましたが血統的には父クロフネも母父アグネスタキオンもダート向きなのでどうかなあ、と思っていた次第です。
あとはデイリー杯2歳Sの相手がさほど強くなく僅差勝ちだったことに注意が必要だったかもしれません。

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僕の本命はクインズサリナ。単勝12番人気で15着。
人気通りの決着なら仕方ないです。

来週は阪神で2歳GI朝日杯FS
怪物フランケル産駒、初年度から2週連続2歳G1となれば前代未聞…(たぶん)。
どうなることでしょう。

がんばりましょう(^^

競馬回顧:2016年チャンピオンズカップ


★「人気とオッズ」をおさらいするKaelu Harukiのレース回顧★


勝ったのは単勝15.9倍6番人気のサウンドトゥルーでした。

アウォーディーが前のアスカノロマンをやっと競り落として決まった!
と思ったら残り50mで豪快に差し切り。
これには自分の馬券と関係なく僕も声が出ました。
鳥肌モノの素晴らしいレースでした。 続きを読む 競馬回顧:2016年チャンピオンズカップ