ホウライアキコのスプリント能力と障害レース適性

先週7/30、ホウライアキコが障害レース初戦を圧勝しました。
本当に驚きましたね。

平場で通用しなくなったからこその「障害落ち」ではなく、
秘めたる才能を開花させた大栄転です。
こういった話は嬉しく思います。

関係者の皆様、おめでとうございます(^^

ホウライアキコは短距離適性の強いヨハネスブルグ産駒で、
抜群のスタートダッシュから2歳時に1200mと1600mの
レコードタイムを記録した生粋のスプリンターでした。

サクラバクシンオー産駒やメイショウボーラー産駒といった
平場ではスプリント戦を使われる血統の馬が3000m近い障害レースを
勝ちまくることはよくあるようです。

一見矛盾しているように見えますが、
ただ走るのではなく障害を飛ぶことを考えれば納得はできます。

障害を高く早くジャンプするために身体のバネが必要だからです。

元々のジャンプ力が優れていれば軽い力で障害を飛越でき、
スタミナを温存できるのではないでしょうか?

平場レースでヨーイドンの始めの一歩のスピードを生み出すバネは、
障害をピョンとジャンプする時のバネと同じなのだと思います。

ホウライアキコの関係者はもちろん
そのことを分かって障害に転向させたことでしょう。

馬の関係者には分かっていることなのに、馬券を買う側はどうも、
「障害戦は距離が長いからスタミナ勝負」と考えるフシがあります。

障害レースで重要なのはバネ。
バネがある馬は平場ではスピードのある馬。

僕は障害レースでは積極的にスプリンター血統の馬を買いたいと思います。

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