プライベートカンパニーの確定申告2期目-eLTAXに挑戦

2017年に設立した我が家の合同会社(プライベートカンパニー)。
2019年3月が2期目の決算、5月が2度目の法人確定申告でした。

法人税の確定申告はやはり最初は難しかったです。
別表が多い。用語が分かりにくい。
益金不算入?そんな言葉ほかにどこで使うの?

なぜこんなに複雑なのか。
わざと複雑怪奇な仕組みを作って参加する人を減らそうとしてるんじゃないかと思いますね。
税制に疎いサラリーマンから源泉徴収して好きなだけ税金を取ろうとしてるんじゃないの?

難しく感じるのはあなたがばかだからではありません。
そこでくじけては国の思うつぼ。
節税したければ別表の種類を大まかでもできるだけ覚えておいた方がいいでしょう。
実際に使うのはその中のごく一部です。
やる気をくじこうとする国と戦うつもりで、めげずに粘り強く勉強しましょう。

で、1期目の昨年の申告は自分で調べて不安にもなりながら苦労して書き上げました。
e-TAXも個人の確定申告は慣れたものでしたけど、法人は初めてなのでちょっと不安でした。
さらに財務諸表を提出しなければいけないのを知らなくて税務署から電話がかかってきて後から急いで郵送したり・・・。

2期目の今年は昨年の書き換えになったのでだいぶ気が楽になったものです。
今度は財務諸表もe-TAXソフトで書いて、電子書名してデータ送信。
流れが分かっていればお手のものですね。

eTAX帳票一覧画面
eTAXで提出した法人税の帳票一覧 ほぼ基本的な内容

2期目の今年に新たにチャレンジしたのが住民税の電子申告eLTAXでした。

昨年は地方税が国税のe-TAXとは別のシステムというのを知らなくて、申告書を紙で書いて県税事務所と市役所をそれぞれ回って提出しました。
わざわざ平日の昼間に会社を抜けて県税事務所と市役所に足を運ぶなんて面倒な・・・。

そのあとeLTAXのアカウント開設を申請。
開設したまま1年近く放置してましたが、いざ確定申告の時期に使おうとすると使い方やパスワードのありかを忘れたりしてちょっとヒヤッとしました。

eLTAXホームページ画面
eLTAXホームページ あまり見やすいページではない・・・

PCdeskというeLTAX用ソフトをローカルのPCにダウンロード・インストール。
このソフトを使って県税・市税の紙の申告書と同じ画面で申告書データを記入することができます。
マイナンバーカードをICカードリーダーに入れてパスワードを打ってデータに電子署名。
最後に送信ボタンをポチ。

これで申告書の提出が完了です。
そして紙の申告書の場合と同様、申告書を提出した後に近所の銀行の窓口で税金を納付することになります。

住民税も電子申告成功!
平日の昼間に県税事務所と市役所に行かなくてもよくなりました!😂

eLTAXPCdesk画面
eLTAXソフトPCdesk画面 なんともグレーなインターフェース

1期目の申告が税務署に受け取られて、あれで大丈夫だったんだと思うと気が楽になりましたね。
2期目の申告は精神的な負担コストが低減。
「経験は財産」という言葉の意味が分かります。

あとパスワード管理が大事ということを改めて実感。
電子申告の苦労の8割はパスワードの再発行にかかる苦労
パスワードは盗まれる心配より無くす心配をした方がいい

と思います!
通りすがりに見える場所に書いちゃダメだけど、ちょっと開ければ分かるくらいの分かりやすい所にしっかり記録した方がよいでしょう。

これで会社の税務や経理とかで頭を悩ませることが少なくなったらもっと本業に力を注いでいきたいものです😆

参考書籍:

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