ラフィアン2017年度第2次募集馬検討メモ

今週、ラフィアン・ウインの第2次募集馬と価格、入厩先の東西が発表されました。

ほとんどが8月のサマーセールで落札された馬で、一部セレクションセール、一部BRF生産の追加募集、というラインナップになっています。

まだ公式のカタログは公開されていませんが、ネット上で検索すればセール上場時のカタログが見られるので血統や生産牧場などの情報を調べることが出来ます。

僕も出資馬のバリエーションを広げるために第2次募集馬・追加募集馬からも1頭だけ選ぶ予定で検討中…。

今回はまずラフィアンの2017年第2次募集馬について、18頭中9頭をピックアップしてレビューしてみたいと思います。

ギタートウショウの16 牡 美浦
・父ロージズインメイ×母父アグネスデジタル
・萩沢俊雄生産 募集総額1700万円(100口)
・母8歳時産駒 兄姉勝ち上がり0頭/1頭
まだ母が若く兄姉実績はありませんが、叔父にOP勝ちトウショウカズン
同じ母系にはスイープトウショウなど、トウショウ一族の活躍馬がずらり。
ダートの活躍馬が多い母系にロージズインメイは合いそうです。
兄姉実績が無い割にやや高額なのが悩むところです。
(追記:馬名マイネルフィデスで登録されました)

スイートフルーレの16 牡 美浦
・父スペシャルウィーク×母父グリーンデザート
・シンボリ牧場生産 募集総額1500万円(100口)
・母20歳時産駒 兄姉勝ち上がり6頭/14頭
筆者スプリンター血統大好きなので「母の父グリーンデザート」を見ておおっ!と前のめり。
全姉に5勝したスイートマトルーフがいて兄姉の勝ち上がり率も優秀。
しかしいかんせん母も父も高齢時の産駒というのがネック。
母の年齢にはこだわる主義ですがたまにはこういう馬を買ってもいいかな…?
価格もそう高くないので候補に残しておきます。
(追記:馬名マイネルエストックで登録されました)

タヒチアンメモリの16 牡 美浦
・父カジノドライヴ×母父コマンダーインチーフ
・坂本健一生産 募集総額1200万円(100口)
・母15歳時産駒 兄姉勝ち上がり1頭/8頭
4代母パシフィックプリンセスの子にパシフィカス、その子にビワハヤヒデナリタブライアン
同じ母系にキズナラストインパクトなど多士済々。
少し古いトレンドの母系ではありますが、本馬の母からも半兄トロピカルスパートがダートで2勝。
父もダート馬というダート配合で、この安さなら面白いかなと思います。
(追記:馬名マイネルリガスで登録されました)

パシフィックベルの16 牡 栗東
・父ゴールドアリュール×母父アフリート
・レイクヴィラファーム生産 募集総額2800万円(100口)
・母17歳時産駒 兄姉勝ち上がり3頭/5頭
本馬はサマーセールでBRFが落札した馬の中で最高額でした。
母は白老F生産ですがメジロ牧場→レイクヴィラファームと売られた「社台落ち」
個人的にこのような「社台落ち」の経緯を持つ馬を重要視しています。
母からは3勝馬が2頭出ていて勝ち上がり率優秀。
ダートで相性良さそうな配合に加え、ヌレイエフ3×3の濃いクロスも一発を秘めています。
母17歳の高齢時産駒なのと高額がネックで出資するかは微妙ですが、魅力的だとは思います。
(追記:馬名マイネルメーアで登録されました)

フーガフューグの16 牡 美浦
・父スターリングローズ×母父マンハッタンカフェ
・赤石久夫生産 募集総額1100万円(100口)
・母9歳時産駒 兄姉勝ち上がり0頭/1頭
ダート短距離で活躍したアフリート産駒スターリングローズに、産駒に優秀な短距離馬が多いマンハッタンカフェ
良い組み合わせじゃないでしょうか(筆者スプリンター好き)。
3代母に桜花賞馬アラホウトクがいて、その下も地味ながら勝ち上がり率は優秀な系統です。
ダート短距離一辺倒という感じで面白そうですね。
(追記:馬名マイネルシウンで登録されました)

ローゼクヴァルツの16 牡 栗東
・父シンボリクリスエス×母父スペシャルウィーク
・ヒダカファーム生産 募集総額1700万円(100口)
・母5歳時産駒 ※初子
祖母ヴァインローズはノーザンファームの輸入馬、母がノーザンファーム生産馬という「社台落ち」
叔父にOP勝ちアジュールローズなど叔父叔母の勝ち上がり率は優秀。
初子なので未知数ですが期待できる背景はあります。
本馬の父×母父の組み合わせは菊花賞馬エピファネイアと同じ。
でもシーザリオの産駒と一緒にするのは少し無理があるかな?😅
(追記:馬名マイネルジェンマで登録されました)

クールベットの16 メス 美浦
・父トーセンホマレボシ×母父キングヘイロー
・BRF生産 募集総額800万円(100口)
・母14歳時産駒 兄姉勝ち上がり2頭/7頭
ラフィアン・ウイン通じて第2次募集の最安値。
BRF生産馬からの追加募集のようです。
トーセンホマレボシ産駒が全然走っていなくて大丈夫か?という感じですが、兄姉勝ち上がり率は悪くなく、何よりこの安さ。
母馬のポテンシャルに賭けてみてもいいでしょう。
(追記:馬名ビーサプライズドで登録されました)

ゴーファイトウィンの16 メス 栗東
・父キンシャサノキセキ×母父エンドスウィープ
・岡田牧場生産 募集総額3400万円(100口)
・母13歳時産駒 兄姉勝ち上がり2頭/4頭
こちらはラフィアン・ウイン通じて第2次募集最高額の馬。
セレクションセールでパシフィックベルの16よりも高い価格で落札されました。
母が社台ファーム生産馬の「社台落ち」の1頭です。
叔父叔母に重賞勝ちこそ無いものの勝ち上がり率は優秀。
キンシャサノキセキ産駒はかなり活躍しているので良いと思います。
この価格をペイできるかという一点ですね…。
(追記:馬名ブリングイットオンで登録されました)

ローズシティの16 メス 美浦
・父ルーラーシップ×母父フレンチデピュティ
・佐藤陽一生産 募集総額1800万円(100口)・母11歳時産駒 兄姉勝ち上がり1頭/3頭
母がノーザンファーム生産馬でこちらも「社台落ち」の1頭。
3代母はローザネイ、祖母ロゼダンジュロサードヴィータローザと全兄弟という「薔薇一族」です。
ロゼカラー系統に比べると祖母の系統は今一つですが、母の父がBMSリーディングの常連フレンチデピュティ、父ルーラーシップと共にまさに今が旬の血統です。
半兄(父ワークフォース)も勝ち上がっていますし、若干高めの価格ですがそれに見合う活躍を期待してもいいと思いますね。
(追記:馬名アメリオラシオンで登録されました)

以上、うすくちレビューでした😅
なお今回取り上げなかった馬のことも応援しています。
チームBRFがんばれ!

あとはウインの第2次募集も検討してみて、どちらかのクラブ、或いは第1次募集馬にさかのぼって1頭、出資馬を追加する予定です。

次回はウインの2017年第2次募集馬をレビューしてみます!

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