2023年度ラフィアン特別募集馬検討メモ

9月29日にラフィアン特別募集のカタログと預託予定厩舎が公表されました

セール落札馬を中心にやや高額なラインナップになりましたが、高額な馬はさすがに金額に見合うだけの魅力が感じられます

今回は特別募集馬8頭の中から注目馬5頭をレビューします

さっそくどうぞ!

39 アースグリーンの22 牡 美浦 金成貴史厩舎予定
ブリックスアンドモルタル×母父Street Cry
株式会社那須野生産 5月3日生 募集総額3500万円
母14歳時産駒 主な兄姉:1勝リスペクトアース
Northern Dancer血量6.25%
測尺(1歳9月時)451kg

40 ウォーブルの22 牡 美浦 佐藤吉勝厩舎予定
ゴールドシップ×母父トーセンホマレボシ
BSF生産 5月15日生 募集総額1500万円
母8歳時産駒 主な兄姉:0勝マイネルアラウダ
Northern Dancer血量8.594%
測尺(1歳9月時)376kg
【注目馬】
追加で募集された自家生産のゴールドシップ産駒

半兄マイネルアラウダが父ロージズインメイで1400万円だったのに比べ、父ゴールドシップで1500万円というのはお買い得にも見えます

血統配合としては父ゴールドシップに母からNorthern Dancer血量を補充する形になっています
安馬(トーセンホマレボシ)を使って大種牡馬Northern Dancerの血を集めるという僕が目指すコンセプトに合うので好みです

馬体は小さめのようなので、一次で募集されなかったのは「小柄だった」のが理由だろうと言えます
逆に小柄であること以外は健康的でしっかりしているから募集されたのでしょう
ディープインパクトが代表的ですが、芝の中長距離で走る場合には小柄なことがあまりハンデになりません
父母共に芝中長距離で走っているので本馬も芝中長距離狙いで考えられます

気になるのは兄姉がまだ勝ち上がっていないこと、母父トーセンホマレボシに実績が無いこと
いろいろ不安要素はあるけど「安価」という一点突破で出資してもいいかも、と思っています

41 エーシンベタラネリの22 牡 美浦 高木登厩舎予定
シニスターミニスター×母父Elusive Quality
水丸牧場生産 3月14日生 募集総額5500万円
母16歳時産駒 主な兄姉:4勝メディクス
Northern Dancer血量4.688%
測尺(1歳9月時)540kg
【ちょっと注目馬】
セレクションセールで落札されたシニスターミニスター産駒
2023年度最高額の募集馬です

シニスターミニスター産駒はミックファイアの南関ダート三冠達成で一段と注目され、セールで価格が高騰しました
JRAからダート競走の体系整備が発表されたことも背景にあるでしょう
シニスターミニスター産駒はダート重賞で賞金の高い中距離帯で特に強く、ダート路線改革で受ける恩恵は大きいと見られます

高木登厩舎はサウンドトゥルーウシュバテソーロなどパワフルなダート馬の育成には実績があるので、本馬との相性はバッチリですね

本馬は母の16歳時産駒ですが、ちょうど16歳までは母の繁殖ポテンシャルは衰えないと僕は見ています

馬体は1歳秋で540kgというのは、立派と言うか逆に重すぎないかと思うけどどうなんでしょう
脚元や心肺に負担がかからないといいけど、というのは余計な心配かな?

僕としては既にダート狙いの馬への出資を決めていることもあり、予算的にも仕方なく見送る方針です
どんな路線を走りどんな競走馬になるのか、注目して見ていきたいです

42 ショウナンアオバの22 牡 美浦 鹿戸雄一厩舎予定
ダノンバラード×母父キングカメハメハ
大北牧場生産 4月30日生 募集総額5000万円
母15歳時産駒 主な兄姉:4勝ロードベイリーフ
Northern Dancer血量5.078%
測尺(1歳9月時)421kg
【注目馬・出資確定】
サマーセールで落札されたダノンバラード産駒

サマーセール全馬中3番目に高い落札額でした
かなり高額ですがもし予算があれば価格に見合うだけの魅力はあるなと見ています

父のダノンバラードはまだ過小評価されてると思いますね
ダノンバラード産駒は昨年夏に驚異の勝ち上がりを見せて旋風を起こし、21年産馬もさっそくコスモディナーが2勝を挙げて存在感を見せています
仕上がりの早さ、勝ち上がり率の高さ、1勝だけで終わらないしぶとさがあり、ランキングでは目立たないのですが非常に優秀です

母の父は問答無用の最高級BMSキングカメハメハ
祖母はアメリカ生まれの外国産馬でスプリント戦で5勝を挙げた快速馬
母は既にオープン馬ロードベイリーフを出していて繁殖実績あり
祖母も母も兄も1200m以下で走る生粋のスプリンター母系ですが、ダノンバラードも芝のマイル以下で走る産駒は多いので父と母の相性は悪くないです

クラブはこの馬が2022年産ダノンバラード産駒のエースだと見て何が何でも競り落としたのではないでしょうか
(競った相手は兄姉を持ってるロードさんかな?)

芝短距離で重賞を目指すだけのポテンシャルがあり、馬のポテンシャルを最大限引き出せる名門厩舎に預ける鉄壁の布陣
5000万円も決して大げさな値段ではないと思います

僕が出資した馬の最高額はマイネルエンペラーの4500万円(一口45万円)
それよりちょい高いくらいだから一口行っちゃうかも?

高額馬の中で行くならこの馬と思ってるけど、よほど財布に余裕が生まれないと無理かなあ・・・(苦笑)

(11/24追記:出資確定しました)

43 マイネランデブーの22 牡 美浦 田村康仁厩舎予定
ニューイヤーズデイ×母父アグネスデジタル
笹島智則生産 4月10日生 募集総額1700万円
母17歳時産駒 主な兄姉:4勝ディアドムス
Northern Dancer血量11.328%
測尺(1歳9月時)400kg
【注目馬】
預託生産の自家所有馬?なのか何かで、半分自家生産からの追加募集です

母は社台にルーツを持ちNorthern Dancer血量が多く、早くからOP級の産駒を出して実績もあることから注目している繁殖牝馬です
僕は半兄のマイネルブランデーマイネルイヴィンスに出資していました

ただ、母の17歳時産駒なので兄姉より若干ポテンシャルを割り引いて考えた方が良いと思います

ニューイヤーズデイは父Street cryも良いですが、Northern Dancer大好きっ子の僕としてはDixieland Bandを持っているのがイイなと思います
Dixieland Bandは優秀なNorthern Dancer直子種牡馬ですが繁殖牝馬でたまに見かけるくらいで、日本の種牡馬で持っているのは珍しいです
僕自身好きな血統なので成功するだろうと思っています

母の産駒はダートに出たり芝に出たり父によってまちまち
ニューイヤーズデイの血統から考えるとたぶん本馬はダート傾向でしょう
ダートを目指すなら馬体が大きくなってほしいけど今のところ馬体は小さめ
締め切りまで馬体が増えていくのを確認できればよいなと思います

44 ドリームバラードの22 メス 美浦 伊藤大士厩舎予定
ドレフォン×母父タニノギムレット
タイヘイ牧場生産 3月20日生 募集総額1300万円
母13歳時産駒 主な兄姉:0勝エコロファントム
Northern Dancer血量6.641%
測尺(1歳9月時)450kg

45 マイネカンナの22 メス 美浦 和田雄二厩舎予定
ゴールドシップ×母父アグネスタキオン
BRF生産 6月2日生 募集総額800万円
母18歳時産駒 主な兄姉:4勝マイネルズイーガー
Northern Dancer血量4.688%
測尺(1歳9月時)350kg

46 マンゴタンゴの22 メス 美浦 嘉藤貴行厩舎予定
ロードカナロア×母父Siyouni
矢野牧場生産 4月24日生 募集総額4000万円
母9歳時産駒 主な兄姉:0勝アルゼンチンタンゴ
Northern Dancer血量9.766%
測尺(1歳9月時)460kg
【ちょっと注目馬】
セレクションセールで落札されたロードカナロア産駒

ディープキンカメ亡き後ですから、押し出されるようにロードカナロア産駒が高額になるのは仕方ないですね
この血統が4000万円なら許容範囲だと思います

父が国産種牡馬で母が輸入繁殖牝馬というのは現代のトレンドに沿うもの
トレンドを取り入れることも海外から異系の血統を取り入れることも良いことです

母は海外重賞での好走実績があり競走馬として優秀ですが、日本で繁殖入りしてまだ繁殖実績が無いのは気がかりなところ
本馬はセレクションセールに上場したからには馬の出来が良いということでしょうか
馬体は立派なようです

僕は既に牝馬2頭出資済みで、もう一頭は牡馬にしたいと思ってるので出資候補からは外しています
予算的にもしぶしぶ断念という感じですが、ラフィアンでこの正統派良血馬がどんな走りをするのか追って見ていきたいです

特別募集の申し込みは10月6日11:00から先着順

締め切りは12月8日15:00

高額良血馬の人気はどうなるでしょうか?

じっくり検討を楽しみましょう😎

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