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僕がマイネル・ラフィアンのファンになった原点はコスモバルクでした。
2003年末~2004年のコスモバルクに感じたワクワク感というのは忘れられません。
僕も競馬ファンになりたての頃でしたが、雑草っぽさ、泥臭さ、反骨心を感じる馬が良血馬に向かっていく姿に感動したのです。
かつてのオグリキャップもそうだったのでしょうか。
ミホノブルボン、セイウンスカイにも同じような雰囲気がありますね。
バルクの同世代のライバルはキングカメハメハ、ハーツクライ、ダイワメジャー、ブラックタイドなど。
キンカメ以外はサンデーサイレンス直子。
ノーザン・社台の生産で今も血統表に残る良血馬たちです。
一方のコスモバルクはこんな感じ。
うーん、何度見てもシブイ。
一口馬主でもコスモバルクのような反骨心を感じるような馬に出資して応援したいものです。
現在の血統で言うと第2のコスモバルクはどんな血統になるでしょう?
考えてみたいと思います。
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★
父=ザグレブ
・日高が輸入した種牡馬
・ノーザンダンサー系のため日本の主流血統ではない
・祖父ヌレイエフは大種牡馬なので名門ではある
・本馬自体は人気が無い(4年で供用終了・売却)
2017年現在、ノーザンダンサー系と言うとランキング上位にいるのはクロフネ、ハービンジャー。
ですが、彼らは社台スタリオンの種牡馬なのでここでは除きましょう。
その他のノーザンダンサー系種牡馬を2016年2歳リーディングサイアーランキング100位以内から探してみます。
ヨハネスブルク(ストームキャット系)
ベーカバド(ダンジグ系)
キングヘイロー(リファール系ダンシングブレーヴ産駒)
テイエムオペラオー(サドラーズウェルズ系オペラハウス産駒)
メイショウサムソン(サドラーズウェルズ系オペラハウス産駒)
ザグレブと近い感じだとやっぱり輸入種牡馬でしょうか。
ヨハネスブルク、ベーカバドなんかが最もザグレブのイメージには重なりますね。
でも「泥臭い魅力」という点ではどうでしょう。
例えば、種牡馬オペラハウスはマイナーな部類なんですが、産駒のテイエムオペラオー・メイショウサムソンはどうもそれほど人気が無かったような気がします。
何かが違う。単にマイナーなだけでは何かが足りない。
例えばミホノブルボンの父マグニテュードは他の高い種牡馬の代替でつけられた、とか、
ブライアンズタイムも目当ての種牡馬が高かったので代替で輸入された、みたいな、
『影』を感じるエピソードが必要なのかもしれません。
ザグレブの場合だと、
「人気が無かったので海外に売られ、コスモバルクがデビューした頃にはもう日本にいない」
と言う強烈なエピソードがありました。
その点で言うと、主流のサンデーサイレンス系であっても、
ディープインパクトの「影」ブラックタイドなどでもよいのかもしれませんね。
日高産+ブラックタイド産駒のキタサンブラックにはなんか応援したくなる感じがあります。
おっ?急に思いついたのですが、
オルフェーヴルの「影」で「寄付を募ってようやく種牡馬入りできた」リヤンドファミユなんて泥臭エピソードがあってイイかもしれません。
暫定的にリヤンドファミユを第2のコスモバルクの父に認定します。
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★
母の父=トウショウボーイ
・日高の種牡馬
・一昔前の内国産種牡馬
・実績は高い(リーディングサイアー2位)
「日高」「一昔前」「リーディングサイアー2位」と言えば、(内国産ではないけど)ブライアンズタイムでここは決まりでしょうか。
ディーマジェスティなんてディープインパクト産駒で超良血のはずなのに、「日高産」「母の父ブライアンズタイム」だからか何か懐かしい泥臭い魅力を感じてしまうんですよね。
何なんでしょうね。
トウショウボーイもブライアンズタイムも種牡馬として極めて優秀な実績を残しているのに泥臭い魅力を感じてしまうのは。
トウショウボーイは詳しく分からないのですが、ブライアンズタイムは先述の輸入の経緯からイメージがずーっと完成されてしまってるのかもしれません。
同じサイアーランキング2位でもキングカメハメハは泥臭くない気がします。
ブライアンズタイムの血統は僕はほんと好きです。
★
というわけで、「リヤンドファミユ×母の父ブライアンズタイム」を僕の考える第2のコスモバルクに認定します。
試しにリヤンドファミユとディーマジェスティの母エルメスティアラで架空の血統表を作ってみました。
いかがでしょう。
良血なんだけどどことなく泥臭さを感じる作りになってませんか?
なってないかな・・・?
ともあれ、競馬の血のドラマをこれからも楽しみたいですね。
(TOPの写真はビッグレッドファームFacebookページより2017年2月撮影16歳のコスモバルクです)
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