喉鳴りのまま勝つ馬もいる

1/29の東京8R、マイネルトゥランが昇級初戦となる1000万以下条件戦を勝利しました。

500万下条件を7馬身差で圧勝した前走に続く昇級戦の連勝。
明け4歳、一気の本格化ですね。

マイネルトゥランは、僕の初めての出資馬5頭のうちの1頭マイネルブランデーの従兄弟にあたるので注目していました。

従兄弟というのは祖母が同じということ。
マイネルトゥランの母マイネカレッシュの母はノーザンドライバー
マイネルブランデーの母マイネランデブーの母もノーザンドライバーです。

ノーザンドライバーは1990年の最優秀2歳牝馬で翌年の桜花賞3着、オークス4着にもなった名牝でした。
ノーザンファームで繁殖入りして3頭出産した後ビッグレッドファームへ移籍。
ビッグレッドファームからは全日本2歳優駿勝ち馬ディアドムスをはじめ、一族から活躍馬が出ています。

愛馬の近親にあたるノーザンドライバー一族の走りには注目しています。

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ところで、ラフィアンHPでマイネルトゥランの近況を見てみると、驚くことが書いてありました。

2016年2月7日(日)
津村騎手「昇級戦でどのポジションにつけられるか、と見ていましたが、ダッシュがついて先頭に立つくらい進んでいきました。(中略)気になるノドについて、ですが、道中は音も聞こえず影響はないと思います。ただ、実は、ゴールに入線して手綱をゆるめてから、急にゴロゴロという音が聞こえ始めたのです。ですから、DDSPは治ったというわけではなく、もしかしたら集中してしっかり気を張って走っているうちは我慢できている、ということなのかもしれませんね」

マイネルトゥランはDDSP、つまり喉鳴り(喘鳴症)の状態のまま走り続けているのです!
よく見ると、2歳6月に喉鳴りの症状が現れてからずーっとです。

喉鳴りと言うと、競走馬生命を奪う疾患として、何頭ものトップホースが引退に追い込まれた深刻な疾患です。
有名なところではダイワメジャーが喉鳴りを発生して成績急降下。
ハーツクライは喉鳴りの発症が元で引退しました。

喉鳴りが起きるともう息が苦しくて走れない状態ではないかと想像してしまいます。
でも、「喉から音がしても呼吸ができていて苦しくない」あるいは「レースで走っても毎回喉鳴りが起きるわけではない」なんてことがあるんですね。

愛馬のマイネルブランデーもつい先月喉鳴りが現れて、検査の結果気道弁の麻痺が認められました。

でも、喉から異音が聞こえてもかなりのハードトレーニングを着々とこなしているようです。

ブランデーくんに限りませんが、僕は、ちょっと不安があるくらいですぐ馬を手術してほしくないと思ってます。
「手術すればもっと走れるようになるだろう」なんて甘い願望を持って、失敗して悪化する危険性が決して低くない手術をたやすく決断してほしくありません。
未勝利引退の可能性が高ければ仕方ないですが、既に1勝はできていたり、そこそこ上位で走れるのであればそのまま、その馬なりで良いだろうと思います。
その馬には喉鳴りがあるものとして、無理せずゆっくりその体質に慣れていけばいいんじゃないでしょうか。

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ちょうど従兄弟のマイネルトゥランが同じ喉鳴りを抱えたままこれほどまで活躍してくれることは心強いです。
愛馬のブランデーくんも、喉の具合に注意しながら無理せずじっくりと強くなっていってもらいたいです。

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